イルカとカレーの不思議な関係

今朝、朝食をとりに食堂に行くと、何やら人が大勢、窓から海を見て何か騒いでいました。 イルカだ! これまでも目撃証言は数回あったし、一度は我々も実物を見たのだけれど、その時には遠く波間に背中が見えただけで、物足りない感じでした。今回は非常に間近で見られたので大満足。小柄なイルカだったけれど、船に併走してジャンプを繰り返してました。あと、なぜか、昼食がカレーの日にはイルカを見かけるようです。どういう因果関係なんだろう? カレーの匂いにひかれてイルカが寄ってくるのでせうか。今度海にカレーを撒いたら集まってくるかも。 カミさんは「次はクジラを見たい。そして遅くとも40代のうちにはクジラと一緒に泳ぐつもり」と息巻いています。私は彼女に、クジラの凶暴さ、恐ろしさを説いているのですが、聞く耳を持ちません。世間にはクジラに近づいたばかりに一口で飲み込まれ、その腹の中で余生を過ごしている人たちが大勢いて、不自由なわびしい生活を送っているのです。しかもそこでは嘘をつくと鼻が伸びてしまうのです。ここで一句。「ピノキオや 天狗の鼻は なぜ赤い?」 船ではダンス初級講座をとっています。4月の頭から、上陸のない日はほぼ毎日。午前10~11時くらいです。これまでにマンボ、サルサ、ジルバ、スクウェアルンバ、ブルースなどの基礎を習いました。今やっているのがタンゴ。これがステップが多いし、男女が接近している分、動きがぶつかることも多く、難しい。 昨日は、ジルバを復習している時、先生に名指しで「この二人はアメリカン・スピンが上手でした」とお誉めの言葉を頂戴しました。まぁ嬉しいやら照れるやら。 津村記久子さん『カソウスキの行方』収録「花婿のハムラビ法典」まで読了しました。やっぱり「カソウスキの行方」が一番面白かったかな。