真・ウエルカムスピーチ

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新郎のウエルカムスピーチ。たぶん、自分のセリフを緊張せずにやれるだろう、という予測はしていたし、まぁまぁ普通にしゃべれたと思う。とはいえ、前日まで何度も何度も、脳内で台詞を反芻して考えていた。風呂に入っている間とか、ずっとスピーチの中身を考えていた。イメージトレーニングってヤツだね。

ジョークを何通りか考えていたんだけれど、全部披露したくなってしまったため、スピーチがけっこう長くなってしまった。もっと短く切り上げられたね。 言いたかった内容、というか候補にしていた内容を全部挙げると以下のような感じ。これらをキーワードだけ拾い上げて、手元のハガキに印刷してカンニングペーパーとした。ただし雨については、当日になって考えた内容。

■新婦が先にウエルカムスピーチをしたことについて。

ご承知の通り、真打ちは後から登場するものです。前座(カミさん)の仕事は会場を暖めることだと思っていたのですが、冷気が漂ってくるくらいガチガチでびっくりしました。

■雨について

本日は雨の中ご来場ありがとうございました。自分が雨男・雨女だと思う人は手を挙げてください。今挙手された方はビデオ係が記録しております。次回披露宴を開く方は、友人は選んだ方がいいと思います。

■自分が緊張していると感じたら

以前、結婚スピーチの前日にガチガチになっている友人がいたので二、三、アドバイスをあげたことがありました。すみません。あれは忘れてください。大変緊張しています。

■参列者の数について

こんなに大勢の人の前で話をするのは、中学校の選挙管理委員会以来です。ただ、その時と違うのは、会場全員が味方だということです。会場にいるのは私の友人と妻の友人ばかり。参列ありがとうございます。

■本名とペンネームについて

もがみたかふみ×有馬友恵結婚披露宴にお越しいただきましてありがとうございます。「もがみ」と「新保」と併記してありますが、フリガナではありません。ペンネームの「もがみ」でないとわからない、という方が多いので、ペンネームを併記しました。ちなみに人数比では「もがみ」が多数派です。脳内変換で「もがみ」「新保」にご対応をお願いします。

■結婚のメリットについて

先ほど、うっかりして結婚の誓いを立ててきました。やっちゃった感もありますが、しかし、メリットもあります。子どもの頃から大好きだった刑事コロンボのセリフが、ついに言えるようになりました。「うちのカミさんがね」と。

■今日のコンセプト

◆席次表に、紹介したい人のリストを載せています(一部のお客様を除く)。

◆披露宴のコンセプトを話し合った時に「ゴンドラはいらない」「デュエットもしたくない」「でも友人はたくさん呼びたいね」ということで一致しました。

◆私たち夫婦の周りで、友達みんなが仲良くなって欲しい。この中には、才能のある人、面白い人、あなたの一生の友達になれる人もいます。でも、今日を逃したら、その人に話す機会はもう二度とありません。私の友人全員が集まるチャンスというのは、人生に2回しかありません。今日、話しかけてほしい。

ジョークがまったく受けなかった場合

1点、皆さんに注意しておくことがあります。
「新郎のギャグ」と「期末試験」
スベったと思っても、ウケてください。
よろしくお願いします。