クローズド・サプライズ

【2006.09.19の日記】

本日のBGM アルバム『CLOCKWISE』より b-flowerJet Jet Coaster」  「大好きだわ」とか軽々しく  ほら君が言うから  加速度がついて  ときめきにヒュッと落ちてく

さて、多苗尚志の誕生日はとっくに過ぎてしまったんだけど、 あえて今日、サプライズで多苗尚志の誕生祝いをやるということで パラサイヨ内に秘密の通達が回っていた。 実は「サプライズをやる」という事実自体は、たなひーにバレてしまっていた。 にもかかわらずAちゃんは決行を決意。 「お化け屋敷だってサプライズが来ること自体はわかっている。  『いつ来るか分からない』ならサプライズは十分可能だ」 というAちゃんの執念により、周到な作戦準備が張り巡らされていた。 今日がその、作戦日である。 たなへは夜、渋谷で班ミーティングをやり、 その後、もがみ庵に泊まりに来るつもりでいる。 その班ミーティングが決行の時。たなへ以外はみんな知っている。 私はことさらに注意深く、班ミーティングのことを知らぬかのようなそぶりで、 もがみ庵宿泊についてのメールをやりとりしていた。 「今日は俺、遅くなるからさ」とかなんとか。 やっとこさで仕事を終えつつある私に、ひでくんよりラミネート加工の相談。 尚志へのプレゼントをラミネート加工したいとのこと。 ネットで検索して、Kinko'sの宮益坂店が ラミネート加工サービスを提供していることを突き止める。 流石Kinko's。便利だなぁ。 友人むっちょりのライヴに行くために、新大久保へ。 やや焦り気味で、大久保HOT SHOTへ急ぐ。 道行きでK嬢を追い越したらしい。 (ライヴハウスで会った時にそう言われた(苦笑)) 大久保HOT SHOTと言えば、TAKAWOXの常宿だったライヴハウス。 ここに来るのも久しぶりだなー(笑) 会場には思ったよりもずっと多く知り合いの顔が見えた。 A嬢、K嬢、Kちゃん、それからA嬢のお友だち多数。 んで多苗尚志。 ……ぎゃわー! なんであんたここにいんの。 渋谷でミーティングに出てるはずじゃなかったのかよ。 内心の動揺を抑えつつ、何気なく振る舞う。 むっちょりのバンド「ガムシャラユナイテッド」の演奏が始まる。 ◆ガムシャラライブ2006.9.19 パンクバンド。A嬢は初回ライヴから皆勤賞だそうだ。 ギターのS氏(わしが正式に顔を合わせたのは一度っきり)は 今回がガムシャラユナイテッドへの初参加らしい。 あえてZo-3ギターで登場するのがパンキッシュってことなんだろうか(笑) 持ち時間1時間で演奏は4曲だけというすごい構成。 しかも1曲はたぶん3分程度と短い。 だがむっちょりのMCがとてつもなく熱くて、実に良い。 「こんな時(ステージ)でないと、心からありがとうを伝えられない」 というむっちょりの感謝の言葉。 余命宣告された人にとっての残された人生がいかに生きる喜びに満ちているか、 その一方で普通の我々の普通の生活が、いかに“愛おしい”ものであるか。 私もガンで亡くなった友人のことを思い出し、しんみりとした。 ライヴの途中、多苗尚志が退出したので安心する。 よし、お主はさっさとミーティングに行くがいい。そこがお前の墓場よ。 私もサプライズの準備があるため、3曲目と4曲目の間のMCで退出。 隣にいたA嬢にだけこそっと挨拶し、HOT SHOTを後にする。 …… 狩 り の 時 間 だ (笑) 渋谷道玄坂へ移動。 サプライズの段取りとしては、以下のようになる。 尚志班の班員と有志が合致してことに当たる。 1)尚志を祝うために集まった有志は、班ミーティング会場近くに集合、待機。 2)班ミーティング中にKとYが尚志を一度会場から引き離す。 3)尚志が会場を離れている隙に有志が会場に潜伏。 4)何も知らない尚志が戻ってきたトコロを、ハッピーバースデーで一気に襲う 私は有志突入チームと幹事Aちゃんの間の連絡を受けもつことに。 Aちゃんから2130時に集合する場所として指定されていた カフェ・ド・クリエは2130時閉店。H→iちゃん→私の順で報告が来る。 ……ぎゃわー! 予期せぬサプライズじゃよー(苦笑) 幸いというか、Hとiちゃんがカフェ・ド・クリエ向かいの スタイリッシュなフレッシュネスバーガーに陣取っていてくれた。 順次メンバーが到着。 iちゃん、H、E嬢、D、U、O嬢、ひでくん、といったところ。 ひでくんは無事Kinko'sでラミネート加工を終えたらしい。 私の仕事はミーティングに参加しているAちゃんと連絡をとりつつ、 突入のタイミングをはかること。 かねての予定通り、私からミーティング会場のAちゃんに電話。 いかにも「仕事の緊急連絡で」という風を装い、Aちゃんは会場を抜け出す。 Aちゃんから、突入用のケーキと、プレゼントの「寄せ書きハッピ」を受け取る。 フレッシュネスに戻ってみんなに手順を説明。待機。 Aちゃんから予定より5分ほど早く 「尚志を連れ出した」との連絡が来てあわてる。 待機チーム、ミーティング会場まで走る。 たなへの側近Tが爆走してきて、ギリギリで合流。間に合って本当によかった。 ミーティング会場はマンションの一室。 10人余りの尚志班メンバーが車座でミーティングをしている。 有志メンバーはウォークインクローゼットの中に隠れることに。 しかも一人はケーキを持ったまま。狭くて暗い(苦笑) 大急ぎで最後の段取りの相談。タイミング合わせるのにみんな大はしゃぎ。 子どもか。子どもなのか俺ら?(笑) 多苗尚志が戻ってきた。クローゼットの中で息をひそめて待つ。 班ミーティングの再開。 Yが得意の話術でいきなり一年の班の活動に不満をぶちまけ始める(演技)。 クローゼットの中で笑いをこらえるのに苦労した(笑) 車座になった連中も必死で笑いをこらえていたらしい。 不満げなYの声が聞こえる。 「俺はな、お前に言いたいことがあるんだよ!」 緊迫する空気。一転、 「……尚志、誕生日おめでとう!」 それを合図に、班員全員がクラッカーを鳴らし、 「ハッピーバースデイ」大合唱に突入。 クローゼット内で悶絶(笑) 大ウケ。死ぬかと思った。 突然の誕生祝いにあっけにとられた尚志。呆然としているトコロへ 「これで終わりと思うな!」 クローゼットが開いて有志部隊突入。 ケーキに火を灯しつつ、「ハッピーバースデイ」再度大合唱。 多苗尚志・絶句。 もー、腹がよじれるかと(笑) プレゼントのハッピのプレゼンターは私だったんだけど、 いつものようにスポットライトの当たるトコロでは力を発揮できず 当たり障りのない発言に終始しました(苦笑) いやー、舞台度胸ねぇなー(笑) 尚志班はミーティングを続けるので有志は一足先に飲みに行く。 道玄坂のあほぼん寺。 後から尚志班も合流し、20人近い飲み会に。 まさかと思ったが、パラメンの大半はあっさりと終電を見捨て、飲み続ける。 うぉーなんだこの人たち。へ、平日だぞ? 明日が怖くないのか?(慄然) 10/21に富士急ハイランドへ行く企画があるらしい。 M嬢、Hに猛烈な勧誘を受ける(最近そんなのばっかりで嬉しい悲鳴だ(笑))。 「2006年同期だし」とかまで言われる。 パラメンに同期なんてあったか?(苦笑)  いやその、私…(もじもじ)…絶叫系はちょっと(汗)  10歳の時に多摩テック、20歳の時にとしまえん。30歳で読売ランド。 と10年間隔でしか行ったことがなくて。 読売ランド行った時は同行者がみんな絶叫大好きだったこともあり、 もー体力がついていかなくて(汗) ねぇ?  あと10月下旬ってけっこうお金なさそうな時期だったり(苦笑) 家がご近所のM夫妻と一緒にタク。 泊まりに来る多苗尚志も一緒。たなへの側近Tも。 5人で乗っているので、 小柄なTはタクシー後部座席の私とたなへの足の間に体育座りしている。 あれ? Tの家はどこだっけ、と思ったら「四谷です」とのこと。 そーいえば前にも聞いたね……え、全然方向違うじゃん。 ということは、帰宅するから同乗しているわけじゃなくて、 単純に尚志に拉致られているわけね(笑) 多摩川のたもとで降りるM夫妻にタクシー代の大半を出してもらう。 貧しくてすみません。いつかご恩は。 渋谷からうちまで5000円くらいか……覚えておこう。 尚志は今日のサプライズにいたく感銘を受けた様子。 「やられたよ」「パラメンを見くびってた」 「ありえねーだろ。なんであそこから飲みに行くんだこいつらって」 としきりにつぶやいている。 かと思うと、携帯電話のパラメンリストを眺めながら不在者を確認。 「なんであいつは来なかったんだろう」云々をブツブツ。 えーと、来られなかった人はフォローしておいた方がいいですよ(汗) 怖ェな(笑) もがみ庵にご案内。 たなへはPS2に目をとめ、あちこち探して『鉄拳5』を引っ張り出した。 ただデータを入れたメモリカード見つからないので、 隠しキャラが出てこない。やむなくデフォルトでプレイ。 私も参戦。 くっそー、負け過ぎだ。俺としたことが。 しかも相手はコントローラでわしはスティックだよ。 負けちゃいけないよ。プロなんだし。 適当なトコで切り上げて寝る。尚志は布団。 Tとわしは長めのマットレスで。 Tは7時起きで会社に行くので、3時間くらいしか寝る時間がない。 カワイソ。 尚志がなんか話をふってきたけど、3~4回返事をしたら、 もうその後は返事がなかった。

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