刺激過多

【2006.08.26の日記】 記録については以下。 パラサイヨツアー二日目その1 カメラ・トーク/BANG THE BONGO パラサイヨツアー二日目その2 Joe the pogi/語学の天才 パラサイヨツアー二日目その3 Hand in Hand さて、この日は初のフィリピン、初のCMSといったことで非常に刺激的な一日だった。あんまりにも密度が濃いので、日記を書くだけでずいぶん時間がかかってしまうね。 CMSの代表Dとのミーティングでは、英語力のなさを痛感した(笑) かなり集中してないと、聞き取れない。彼らはすごくまじめに子どもたちのことを考えていて、パラサイヨの方も非常に一生懸命にそれを理解しようとしていて、そういった意味で、非常に熱意のあるミーティングだったと思う。 ときに、通訳R嬢はご飯を食べられたのかしら? 通訳が二人いれば、交代でできて楽だと思うが。 バスの中から見たフィリピンは、やっぱり貧しい国という印象はぬぐえない。都市部はともかく、郊外には小さな家がせせこましく並んでいる。やってない店も多い。幹線道路の舗装状態も、決していいとは言えない。 バスの中に忘れ物をしたことについてはホントに痛恨で、Aちゃんに迷惑をかけて申し訳なかった。しかも取り戻したポーチの中身は、結局使わなかったのだ。スポーツイベント中止になったから。ホントすんません。 CMSでは、やはり古参のパラメンは非常に大歓迎を受けており、すごいなーと思う。カリスマ性ももちろん、あるんだろうな。私が何年往来しても、ああなるとは思えない。 子どもたちは非常に人懐っこい。いや、訂正。子どもたちの中には、非常に人懐っこいのがいる。彼らは素直にいろんなことを話しかけてきて、歩いていて目が合うと笑顔で応えてくれて、ホントに気持ちいい。難しいことは抜きで、彼らは我々を歓迎してくれているのだ。 一方、人懐っこい連中ばかりでなく、クールな子どももやはりいるようだ。ただ、彼らはたぶん後ろに引っ込んでいるので、我々パラメンの目には留まりにくいのだと思う。なにせ150人も子どもがいるので、全部に目が行き届くはずもない。 スポーツイベントがキャンセルになってしまったことについては、正直、ホッとしてしまった(苦笑) レスキューゲームの司会担当としてうまくやり遂げる自信はあまりなかった。今にして思うと、別にジュニアの子どもたちと遊ぶのにそう大して気負う必要はなかったな、ともわかる。子どもたちにとっては「花いちもんめ」も「レスキューゲーム」もそう大した違いはないのだろう。 タガログを勉強していったのは、良かったと思う。子どもの言っていることが一度でもわかったのは、嬉しい。自分が喋れるということよりも、子どもの言葉がわかるということの方がずっと嬉しい、というのは今回一つの教訓だった。 子どものうちの一人は私と腕相撲の勝敗数を数えていた。タガログ数字を覚えていたおかげで、それも理解できた。「pangalan(名前)」という単語を覚えていたおかげで、名前を聞いたり、理解できた会話もたくさんあった。子どもたちに数字を教わるのも、楽しかった。そういうコミュニケーションが成立することが、とても素敵だ。 というか、現地に行くのに最低限の現地語くらいは覚えていきたいもんじゃなかろうか。そういう考え方は、私が語学の天才だから? ボンゴ演奏は楽しかったけれど、徒労感もある(苦笑) 客にも楽団にも歌い手にも、あまりボンゴの音が聞こえたとは思えないしなぁ。でも人前で叩くのはめったにない機会だし、曲も比較的簡単だったし、非常に楽しかったので、よしとしましょう。 一年間活動してきたKKD班の打ち上げは、KKD班らしくまったりと落ち着いた飲み方でよかった。KKD班は活動の仕方もコンスタントだったし、各種ミーティングへの出席率も高く、非常に居心地のいい班だったと思う。班長R嬢の人徳のなせる技か。いつもさりげなく気を遣ってくれる班長R嬢は、実に素敵な班長だったと思う。お疲れ様。

本日のBGM アルバム『BLOW WIND BLOW』より 陣内大蔵「おやすみ……」 はしゃぎすぎた一日を過ごしてきたから まだまだ眠りにつけない場所にいるのかい 嵐の様に 疑問を投げかけて 知りたがりの 君も そろそろ そろそろ おやすみ……