浅草散策。
雷門→仲見世→浅草寺
ぶらぶらと。
浅草寺のおみくじは他の寺社仏閣よりも凶が容赦なく入っているとのこと。たしかに、数人で引いたところけっこうな確率で凶が出る。まぁそれも御仏のむにゃむにゃということであろうか。
浅草寺→浅草公会堂→ホッピー通り
公会堂では戦争の記録展をやっており、みんななぜか入って眺める。私はあまり興味が湧かず、少し周辺の写真を撮ってからそそくさと入りそそくさと出る。
当時の古地図を見ると、私の住んでいる辺りはだいぶ通りの構成が違っており、戦後開発の勢いを物語っている。
中ではご老人たちがこもごもと思い出に浸っている。何の邪気にあてられたのか、怪気炎を上げている若者もおり、こういうのはどうしたもんかなと思う。
ホッピー通りを通って浅草寺に戻る。
並木藪蕎麦
浅草に来ている旨、友人にLINEで話したところ「並木藪蕎麦の蕎麦はこの世で一番美味しい食べ物だと思う」との返信が来て、もうこれは行かないわけにいかない雰囲気。まぁ他にあてがあるわけではなかったのでいいのだが、しかし名にし負う藪蕎麦ともなれば混んでいるのではないか……とその一点だけ危惧していた。
さらに最近は同級生の間で私が「旨いもんを知っている」というまことしやかな風説でも流布しておるらしく、「しんぼさん、どこ行くの?」と訊かれてみんながついてくる傾向にある。結果13人の大所帯になってしまい、混雑していようがいまいが我々が混雑を持ち込むという状況に。
幸い、11時半の段階でちょうど行列がはけるところに居合わせ、我々だけが店の前に並ぶ感じ。お店の人には「この13人同じ団体なんで、適当に突っ込んでください」と伝える。 たまたま運良く、座敷からテーブルまでなんとなく一列に一体感感じる並びにして頂けた。
一流の蕎麦屋ともなれば安い昼食ではないが、この世で一番旨い食べ物を食べるシーンでケチっても仕方がない。天ざる1,800円を注文し、舌鼓を打つ。たしかにこいつは旨い蕎麦のようだ。実のところ、自分の蕎麦感覚が正しいかどうかよくわからんのだが、しかしこれは旨い。天ぷらも。ペロリと平らげてまだ足りない。
散策
店を出てまたのんべんだらりと行く当てなく歩く。
蕎麦屋に財布を忘れたか、とヒヤリとしたが、カバンの、普段だったら絶対財布を入れない(モバイルバッテリーを入れている)ポケットに入っていた。何でこんなとこに入れたんだ。焦るじゃねぇか。
散策中に、先日浅草でやったのとまったく同じ恋みくじを見つけてチャレンジ。 末吉だったかな。
川沿い散策
川沿いの遊歩道を散策。桜もほころんできている。
娘のコットンマフラー
肌荒れがちな娘のために、コットンのマフラーを探してんだよねー、という話を以前にしていたら、そのことを覚えていてくれた同級生が「お店で見つけたから」と買って下さった。……そんなに大事にしてもらうようなことを私は同級生にできているだろうか(しみじみ)
ご恩に報いるようにしなくてはね。
その後解散。
詩の語の録
1年前の日記
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