から揚げ
男子厨房に入ればモテる。今、一級厨師がモテモテじゃよーガハハ。プロテストはまあいいのじゃよ。 というわけで熱でフラフラのカミさんから、から揚げのやり方を教わりつつ揚げる。すなわち操り厨師であり傀儡から揚げ。 そもそもから揚げといえば私の好物であり、 なかなか私好みに揚がらぬのでカミさんが私の実母にレシピを聞いたという秘中の秘でありしょうがをたっぷり入れれば私好みになるらしい。単純。 味付けの要は「さしみ」であり即ち「刺身」を鶏肉に和えて味を染みこませれば食材が無駄になる。ゆめ疑うことなかれ、鶏肉の汝に向かいて調理を待つ時のみかく唱えるべし。
- 砂糖
- 酒
- 醤油
- 生姜
- 味醂
すべて適量(大雑把)。
あとは片栗粉をまぶして煮え油の中に放り込むだけ。簡単に思えるだろう? そうは問屋が卸さないんだな。
麺だってゆで加減を揃えるのが難しいが、から揚げはもっと難しい。じゃってこいつら勝手に焦げるんじゃから。
一回目は適当にきつね色になったところで上げてみた、が二回目は油の温度が上がり過ぎたのか、たちまち焦げ色になり、慌てて引き上げたもののどうしてくれよう。少し油を冷ましてまた揚げてみたり、最初に揚げた分も不安になり、結局、箸で開いて全数検査。
食卓に供した中では1個だけ生焼けが確認されました。くっ。
SNSではこのかわいそうな様子を見た友人主婦層から様々なコメント、アドバイスを頂戴しました。大意をまとめると 「開くと肉汁がもったいない」「箸で持ってジジジ…と鳴れば中まで火が通っています」「最大サンプルを開腹して残りは推定せよ」「二度揚げ有効」「レンジアップ」 皆様ありがとうございます。
詩の語の録
「アッチッチーの、さめ」「アッチッチーの、しめ」
父が電動ポットに水を補充しながら「アッチッチーのやるから、少し離れてて」と言ったのを受けて。 最近『眠れる森の美女』の影響から、「魔法をかける」ようになった。昨日、竹とんぼの柄がちょうど魔法の棒(ワンド)にぴったりということを発見し、くるくる振っている。 上記は「アッチッチー(熱い)の、冷めろ」ということらしい。呪文間違ってますよ。いや、それともそっちが正しい呪文なのかな。
余談だが父は幼児語を会話から抜くのが課題。娘はもう幼児語の必要がないのだが、父がとっさに幼児語で話してしまう。矯正するのに一苦労だ。
1年前の日記
☆☆☆★ 農民カフェ #foursquare [74thHeaven]
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